116. メールが沢山

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アトリエに制作しにこられる方やちびっ子と一緒の時間を過ごさせて頂いていると、
本当にリズムやスピード感って人それぞれだなあ。。。とよく思う。

ぐうっと短期間に集中して、ぽかんと休む人も入れば、
なかなかテンションはあがらないのだけれど、集中の波がくると集中しっぱなしの人もいる。
淡々とひとつのものを制作しつづけるひともいれば、
制作ジャンルも技法もどんどん変えて平行して制作することが自然な人もいる。

何がよくって何が悪いというよりは、そういうものなんだよなあ。。。と思ってみている。

先日、つくづく自分のペースの遅さを実感することがあった。

すごくメールの対応が早い方お二人と、同時平行でお仕事をすることになったのだ。

加えてふつう(?)のメールのペースの方お二人ともそれぞれ別件のやりとりがあり

その週は合計4方向とのやりとりをすることになった。締め切りはほとんど同日だ。

予定がずれて平行する事になったのだけれど、
IT偏差値が低い自分にとってはものすごい体験だった。

短いスパンだと10分おきくらいにメールが来てやりとりをしていく。
ひとつのメールのお返事にけっこう考えて時間がかかってしまうので、
最後はメールがマシンガンの弾に思えてきてしまった。

締め切りが重なってしまったせいで、
各方向からどんどんメールが増えて最後は10分間に10件を超えるメールが来るようになった。
スパムではなく、全部用件があるメールだ。

完全にパニックになりつつ仕事はなんとか全部校了したのだが、
大変に失礼ながら、最後までやっていた仕事のお相手にはまだ、ご挨拶のメールを出せていない。
入稿だけして雲隠れした状態である。

社会人として問題外なのは重々承知だし、
メールでなげかけられたよもやま話に類する質問にも答えたいし、
何よりお世話になりました、と伝えたいのだけれど、
メールを出してしまったら最後、
またもんのすごいことがはじまるのでは。。。。。と思うと、
もうどうしても一歩が踏み出せないのだ。

考えてみると、このペースはいまの「ふつう」なのかもしれず、
もしそうであるならば自分はまったくスピードについていけていないんだな、とつくづく思う。

コラムを書いていて、ようやく少し勇気が出てきたので、
おなかにぐっと力を入れて、謝罪とお礼のメールを出そう。。と思っていたら、
先方の方が手作りのジャム持参で、アトリエまで訪ねてきて下さった。

。。。。ああ自分、残念。。。。。。と思って空を見上げる2015年の年明けだった。

ササマさん、すみませんでした。。。。。。。。。。。