082. ふつうのひと

082
手術をすることになって、入院するので
5月までアトリエをお休みさせていただくことにした。
と、いってもアトリエ自体はメインスタッフの宇都宮氏をはじめ
沢山のひとがお手伝いに入ってくださって、つつがなく開講している。
ほんとにありがたいことだなあ。。。。としみじみ思っている。
先日退院して来て、全開で動けるほどではないが休みで暇、という毎日を送っている。
手術したところが落ち着くのを待って、もうちょっとやることがあるらしいので
ここですぐ復帰してしまうとまたしばらくしてお休み、ということになってしまうらしい。
うーんそれでは、ちびっ子も自分もよくわからないことになる。。と思ったので、
まるっとまとめて全部終わるまでお休み、ということにさせていただいた。
もう10年近く、生活=アトリエ、くらいの勢いですごしていたので、
ふわっと急に大型の夏休みを与えられたような気分だ。
最初はアトリエの方々から毎日のように来ていた、
とても沢山の連絡やちょっとしたメールなどがないのが不思議な感じだったが、
いかに日常にそれらが食い込んでいたかに気がついた。
メールが激減して最初は戸惑ったのだが、
いざ無くなってみると、メールがないっていいな!贅沢だなあ!!と思ってしまったのだ。
思考や生活の時間が寸断されない気持ちよさを再確認した感じだ。
逆にたまに来るメールが嬉しくなったり、ちょっと面白かった。
それは今だけのことで、復帰したらまた元通りになっていくのだろうけれど、
体験できてよかったなあと思っている。
時間の過ごし方や、身体の考え方など、けっこう見直したりはじめて分かったりすることが
てんこ盛りで、何だか、今まで持っていなかった視点をたくさん与えられた感じだ。
アトリエに対してもそうで、いろいろこうしようかな、ああしたらおもしろいかな、
と妄想に拍車がかかっている。
 
そんな風にのんびり構えていられるのも、
アトリエが、行けばそこにあるとわかっているからだ。
スタッフの宇都宮氏、深谷氏はもちろん、
平澤先生やオサダ、山口さんや高野さんが実質的にヘルプに入ってくださって、
がっちりアトリエを守ってくれていると思えるのは、背中がこそばゆくなるような
ありがたい気持ちだ。
ちびっ子でも、ゆかちゃんやのんちゃん、あやかちゃんはがんばってくれてしまっていないだろうか、
はなちゃんは楽しんでくれているだろうか、等々思ったりしている。
ちびっこのお母様からも「大丈夫ですか?」とご連絡頂いたり、
休暇なんだからとそっとしてくださったり、アプローチは様々だけれど、お気遣いくださる
あたたかい気持ちは共通して伝わってくる。ありがたいなあと思うばかりだ。

そこに行きさえすればいつでもあるのんきな空気の場所、
色々なひとが楽しみに通ってくれる制作の場所がつくりたくて、
アトリエをやっていたのだけれど、
なんのことはない、自分が誰よりも早く戻りたくなっている。
自分だけが一生懸命やっていたように思っていたのだが、それは違ったみたいだ。

せっかくだから、
帰ってきたときに、「えー?もう別に帰ってこなくてもいいよ!!」とか言われないように、
新しい分野の制作の勉強などもしよう。。。と思いつつ、
今は毎日、水曜どうでしょう(地方の昔のTV深夜番組)のDVDばかりみている。
なんでこんなに面白いのだろう。謎だ。