059. どうでしょう

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水曜どうでしょう、という昔の地方番組が大好きだ。

もう何ヶ月も、朝のニュースと水曜どうでしょうのDVDを見るほかはTVをみていないので、
大好きとかをやや通り越してしまっている気もしている。

休日、一人で片付けものをしているときのBGMがわりや、
夫婦で日曜日に夕ご飯を食べるときなどに楽しんでいる。

食事中はTVを見ない約束なので、
夫婦で食事をしながらDVDを見るのはちょっとしたイベントだ。

水曜どうでしょうは北海道の昔の深夜番組だ。
アトリエの大人クラスの方が貸してくださり、すっかりはまってしまった。

基本的には、出演者2名・スタッフ2名の男性4名が色々なところへ行く、という内容で、
言葉にするとこれがどうして面白いのか、自分でもさっぱりわからない。
旅が多いのだが、旅番組ではないと思う。

旅番組は、訪れた場所はこんなに楽しいですよ、ということを紹介するものだと思う。

でも水曜どうでしょうは、たとえばアラスカに行っても、移動中のキャンピングカーで
つくる料理のことばかり撮影していたりする。
夜釣りに行ってもみんな眠ってしまって、画面が真っ暗闇だったりもする。

こう書いてしまうとやっぱりつまらなそうなのだが、私は大好きだ。

4人のやり取りは、まるで修学旅行での仲間同士のグループ行動みたいで
見ていて楽しくなる。そうして最後は、なぜかちょっとだけきゅんとしてしまう。
どうしてそんなに好きなの、と尋ねられたりするけれど、
うまく説明はできない。

人でもものでも、好きの理由は無理にわからなくってもいいと最近思うようになった。
好きだという気持ちをよく味わって、
どっしりしていればそれでいいのでは。。と思っている。

20代後半くらいまではとにかく、色々なことを全部知りたくて、
本や研究会などめったやたらに読んだり参加したりしていた。
そうすればもっと世界が見渡せるはずだ、と思ったからだ。

でも、言葉ですくい取れないものも含めて全部なんだな、
と思ってから気が変わった。
人によると思うけれど、自分は体で理解するほうが性にあっているなあと今は思っている。

とりあえず、たまごの黄身やゆずなど、
丸くって黄色いものは何でもonちゃん(北海道テレビのマスコット) に見えてきているので、
自分のどうでしょう好きはけっこう重症だ、と思っている。