057. 花火

057
花火には特別な思い入れがあって、
毎年1回はどこかしらの花火大会に出かけている。

基本的に暑いのも人が多いのもあまり好きではないのだが、花火大会なら話は全然別だ。

大抵昼過ぎあたりから会場には来ていて、場所を吟味したり
飲み物を買ったりして夜を待つ。

花火が視界に入り切らないほどの近距離が理想で、そのためだったら
手間も時間も惜しまない。

つきあわされる夫が大変かわいそうとも言えるのだが、最近は慣れたようだ。

今年は立川にある昭和記念公園での花火大会に出かけてきた。

沢山の警備員の方が声を枯らしているのはさすがに大変だなあ。。。。と思った。

人ごみの中で、白いシャツを着て、ちょっと動きが違う男性のグループがいた。
(SP。。。にしてはにこにこしているし、
公務員のひと。。にしては雰囲気が。。警察の人かなあ)と色々思ったが、
大きな紙袋を手に下げて互いに談笑している。

紙袋の中身はテッシュだったらしく、それを通行人に配りだした。
どういう人か気になったので、もらってみたら、自衛隊の勧誘だった。

ティッシュには自衛隊に入りませんか、という主旨のチラシが中にはいっていて、
裏は筆文字でメッセージが書いてあった。

予想外にゆるゆるで、おもしろかった。