053. 理想のアトリエ

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アトリエをはじめる時、漠然とだけれどいらして下さる方は
女性が多くなるのかな、と思っていた。

予想通り、アトリエをはじめてから2、3年は女の子の園、みたいな感じで、
一緒にお茶を飲んだり、気になる本を貸しあったりしていた。

アトリエの年数が重なるにつれて、男子が少しづつ増えて
今では大人クラスもちびっ子クラスも、
アトリエの男女比はほぼ半々、といったところに落ち着いてきている。

不思議なもので、曜日や時間帯によって集まる人が似てくるので、
女子ばかりのクラスというのもあるのだけれど、最近は男子が増える傾向にある。

とくに土曜日の午後はうっかりすると男子校のようになってしまう。
部屋の手前で中学生、まん中のテーブルで高校生、奥で大人と小学生、と
年齢はばらばらだが全員男子に変わりはない。

貸しあったりする本も、手作り小物の本などに混じって、
男らしく「花の慶次」とか戦国武将ものが出回ったりしているので、なんだか新鮮だ。

(むつかしいかもしれないけれど、できれば男女比は半々くらいで、
年齢も職業もばらばらだと楽しいな。。)と
思っていたので、理想形に近付いている気がしていて嬉しい。

経歴や年齢はばらばらだけれど、制作が好きだということと、
のんきだということは一緒だ、という風になるといいなあと思っている。