024. ふたりでお茶を

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結婚をした。

困るのは、周囲の誰も信じてくれなかったということだ。
無理もない。

仕事(教職)→制作→アトリエの繰り返しばかりで来たものだから、
そのような麗しい話はみじんもなかったからだ。

妻としては、アトリエの生徒さんは先輩が多いし、
アトリエちびっこクラスのお母様がたは当然、大先輩になる。

また、アトリエにいらした当時は幼稚園の先生だった方が
妊婦さんに変化したりと、先輩には事欠かないので、
色々と教わりながら過ごして行こうと思っている。

アトリエを継続することだけは決まっている。

「ここにくると、なせか大丈夫な気がするんです」と言ってくれる
方がいたりして、そういうのを聞くと、どんな形でも続けよう!と
ふんどしを絞め直すような気分になる。

あとは、自然の流れに任せようかな~・・と、
深く考えずにのんびり構えている。

そんな折、中学校時代の幼なじみが、突然お茶を送ってくれた。
虫が知らせたのかもしれない。

お湯をいれると、ふんわりお花のようにひらく、
美しいお茶だった。

夫と二人で飲んだが、とてもおいしかった。

アトリエの方とにぎやかにお茶を飲むのは大好きだ。

でも、こんなふうにお茶を飲むのは、皆と飲むのとは少し違う感じで、
不思議なおいしい感じだった。

こういう感じで私生活も、アトリエも過ごせて行ったらいいなあと
思っている。<