モセスンを考える

先日買った古本を開いたら、謎のメモが挟まっていた。

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モーシトコーシ、ナゴーボーカコー、セヒョーリョーコーダ…
この本のネタばれだったらどうしよう?と思いつつ(夜の来訪者というミステリーの本だったので)、いろいろ考えてみた。

①外国語を話す人の音をそのまま書き取った
場所は下町、飲み屋街にほど近い古本屋にあった本だ。馴染みのお店が開くまで本を持ち時間を潰す一人の男。かわいいあの娘と言葉はなかなか通じないけど、何とか少しづつ覚えてコミュニケーションを取りたい。覚え書きのメモを本に挟んだまま、彼女は帰国し本は売られた…みたいな。

②やっぱり暗号
数字に記号にカタカナ四文字(モ、セ、ス、ン)が左、その右に下線の引かれた謎の言葉が書かれている。
その言葉はやけに長音のーが多い。
左が右に対応してるにしても何でこんなに長い、よく意味のわからない音なのか?
モセスンの謎も残る。モセスン、燃せ寸?マッチ?放火を促す言葉?そうなるとやはりこの本のネタばれなのか。

③歌か何か
①に被るが、何か外国の言葉の歌なんじゃないか?
学生の時第九を歌わなければならなくて、こんな感じのカタカナでドイツ語を真似た気がする。または幼稚園児の時読まされたカタカナのお経のような。
それなら長音のーの説明もつく?

そんな色々を考えて全然本を読めないので、文明の利器で検索。答えは和文モールス信号でした。右の言葉は長短を覚える語呂合わせ。

モ -・・-・ モーシトコーシ 孟子ト孔子
セ ・---・ セヒョーリョーコーダ 世評良好ダ
ス ---・- スージュージョーカコー 数十丈下降
ン ・-・-・ ンメーンメーナ 甘イ甘イナ

ンの覚え方だけは納得いかない。

その後読んだ本の中のトリックにモールス信号が使われることもなく、今はこの本の前の持ち主はモールス信号を覚えて何がしたかったのか、とても気になっている。